トイレの水まで!?全ての水を飲料水に変えるLIFESTRAW(ライフストロー)とは?
皆さん、「LOFESTRAW」(ライフストロー)というストローをご存知ですか?
このストロー、どんな汚水でも飲み水に変える事ができるそうです!!
どうやら、ストローの中で汚水を濾過(ろか)しているそうです。
これにより細菌やバクテリアを防ぎ飲めるようになるらしい。
この商品は世界各国で販売されています。特に発展途上国で。
発展途上国は食料や水事情が非常に劣悪です。特に飲み水。
今現在でも、発展途上国を中心に、汚水が原因で毎日約5000人が命多としています。
ですが、このストローの登場によって、その命が救われているそうです。
すごくないですか!
たった一つのストローで何千、何万人の命が救えるなんて。
今回はそのライフストローを紹介したいと思います。
Sponsored Link
世界の水事情
現状
今現在、水不足で生活が困難な人が世界中で約7億人と言われています。
水質汚染や、浄水技術がなく不衛生な水しか得られない為、毎日5000人亡くなってます。
水不足の地域では干ばつにより、河川、湖が干上がり、食糧を作る為の農業すらできないところもあります。
水不足によって食糧不足にも拍車がかかってますね。
国際河川(国境をまたがる河川)では、河川の上流の地域で水重要が多くなり、下流の地域で枯渇した事が原因で紛争まで勃発しています。
こういったケースがこれから人口増加するにつれてさらに増えてくると予想されています。
それほど世界の水事情は大変な事になっています。
世界中で利用できる水は、実はたったこれだけ!
よく、地球は「水の惑星」言われていますが、飲み水に利用できる水の量は、、、
実は0.01%にも満たないのです。
海水が約98%、淡水は約2%。
しかもその大部分は南極と北極の氷山です。
したがって私たち人間(動物)が利用できる飲み水は、ものすごく少量になります。
さらに、水質汚染などによりさらに少量に・・・。
水不足の原因は?
そもそも、何が原因で水不足になっているのでしょうか?
地球上で利用できる水が少ないのも確かです。また、水質汚染もありますね。
ですが、最も大きい要因は「水需要が急増した事」だそうです。
特に食糧を増産する為の水消費は50年前に比べて3倍増加しています。
さらに途上国での工業化や生活の物質的な向上によって、水需要全体も50年前の3倍になっています。人口増加の2倍の割合で水消費が増えているのです。2050年に人口は90億人になると言われています。食糧生産や途上国の経済発展に伴ってますます水需要が増加します。
さらに温暖化により、世界各地の雨の降り方も大きく変化し、乾燥化が進むところや洪水により、かえって飲み水などが不足する地域も出てくるのです。
引用:http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/water_resource.html
今後、人口が増え続けさらに水不足はひどくなるそうです。
世界を救うか!?LIFESTRAW(ライフストロー)
トイレの水を飲む映像は衝撃的ですね。
このストローは、スイスを拠点にしているVestergaard社が2005年に考案しました。
既に商品化され販売されています。
世界中で使用され、特に水事情が厳しい発展途上国で大活躍。
また、アウトドアや災害時の緊急ツールとしても人気が高いです!!
使い方
使い方はとても簡単。
キャップを外して普通のストローと同じように吸うだけ。
それだけで、ホントにどんな水でも飲めるように濾過するからすごいですね。
特徴
このストローのすごいところは、何でも”濾過”出来る事ですね。
細菌やバクテリアの99.9999%、寄生虫の99.9%を除去することができるという。
9が六つ並ぶ性能は”6N”と言われ、科学の世界では精度を確認する一つの指標となっています。それぐらいこの濾過力はすごいんです!
まとめ
意外と知られていない水事情。予想していたより厳しいですね。
厳しい水事情を抱えた発展途上国。いや、地球全土。
このストローがあれば少しだけ解決できるかもしれません。
貴重な水を守る為に、私たちでもできる事があると思います。
特に日本人は世界屈指の浄水技術で水に恵まれているので有り難さを忘れがちで、無駄遣いしていると思います。
この機会に、一人ひとりが水の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。
Sponsored Link